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避難訓練は失敗した方が良い

もうじき1月17日である。

安倍政権において「防災減災対策」が推進されるのは誠に良いことである。

ところで気になる新聞記事があった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130115-00000095-san-soci

防災の「大御所」ともいえる大学教授へのインタビュー記事である。
まあ産經は元々サイエンス系の記事はアレなので(笑)、編集の問題だと思いたいのであるが、
「ちょっとそれは違うんじゃね?」と思う所があったのでコメントしたい。

記事中に、「高齢者が500人避難訓練に参加して、ゴールに着いたのは400人だった」との
件があるのだが、これが”実効性に疑問がある訓練”と位置付けられている。

大先生に反論して恐縮ですが、訓練でそのような問題点が把握できた、というのは
むしろ「訓練に意義があった」と解釈するべきであると私は考える。
大切なのは「このような問題があることがわかったので、今後どうすれば良いか」という
対策を講じることではないだろうか?
それを「ケシカラン結果だ!」と非難するだけじゃ、それこそ”無駄な訓練”ではないか?

一般論ではあるが、このように訓練の失敗を否定的に評価すると、役所なんて次の訓練は
”失敗しないように”と考えるもんですよ。で、甘い想定に基づいた訓練になってしまう。

シナリオ通りにうまく行く避難訓練に何の意味があるのだろうか。
悲観的なシナリオに基づき訓練をして、問題点を把握する。そしてそれに対する対策を
講じる”PDCAサイクル”をうまく回して、実際の災害時に避難が成功すれば良いんですよ。

非常に気になったので、エラソーに講釈垂れてしまいました。スンマセン。



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テーマ : 実験 科学 サイエンス
ジャンル : 学校・教育

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No title

確かにそうですね。

聞いた話では、NASAの宇宙飛行士の訓練は、次から次へとトラブルが発生してそれに対処するのがほとんどだそうです。
そして実際に宇宙に行くと、訓練のほうが大変だったと言っている飛行士が多いということです。
つまり最悪の状態を想定して訓練を行うということです。

「想定外」が通じない今、これは見習って欲しいですね。

No title

連絡が遅くなってしまいましたが、今朝の地震。
管理人さんのところでは結構、揺れたのではないでしょうか?

いろいろなコメントをみると、時間帯や震源地がほぼ同じだった18年前の兵庫県南部地震を思い出した方が大勢いるみたいです。
とにかく今後の活動に用心が必要ですね。

No title

もくせいさま

お久しぶりです。
昨日の地震、こちらでは震度4ということでしたが、体感的には
3から4の間くらいでした。
電車のダイヤが乱れていたくらいで、近所での被害はありませんでした。
プロフィール

スパイダーガード

Author:スパイダーガード
技術士(総合技術監理、建設、応用理学部門)
ブラジリアン柔術(紫帯)

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