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平成25年度 技術士試験の概要が発表された

 平成25年度の技術士試験の概要が技術士会から発表された。

 http://www.engineer.or.jp/sub02/

 以下、二次試験の建設部門に限定して、正式発表資料を読んでの感想を書きたい。


 その1.必須科目の択一試験対策を怠るなかれ
 「実施大綱」を見ると、試験は
 I.必須科目
 II・選択科目(いわゆる専門知識と応用能力を問う問題)
 III.選択科目(いわゆる課題解決能力を問う問題)
 の3種類の問題が出されると明記されている。

 配点は、上から順に30点、40点、40点である。
 合否基準はまだ発表されていないが、これまでの試験の経緯からすると、
 少なくとも「必須科目と選択科目それぞれで、60%以上の得点」が
 合格圏になるのは確実であろう。IIとIIIがそれぞれ60%なのか、
 IIとIIIを合わせて60%なのかは不明であるが、Iの必須科目すなわち
 従来の建設一般に相当する「択一試験」が60%未満の出来だと、IIと
 IIIの論文の出来に関わらず、合格は出来ないと推測される。

 択一試験というと何となく簡単になる感じがするが、楽になるのは
 採点者だけ(笑)。
 これまでの論文記述であれば、多少数字や法令を曖昧に記憶していても、
 それなりの文章力があれば何とかなったであろう。しかし択一試験であれ
 ば、曖昧な試験官の裁量が入る余地はない。
 今まで以上に必須科目、つまり択一の準備をしておかないと合格できない
 のは確実と考える。


 
 その2.業務経歴票の作成は既に試験のスタートである
 技術的体験論文が廃止になって、経歴票を詳細に記述することになる
 という話は以前からあったが、具体的な様式が正式に公表された。
 5つの業務経歴を記入して、そのうちの1業務について720字以内(図表不可)
 で詳述するようになった。
 この経歴票を「提出直前になって考えたらよい」などと思っていたら、合格は
 まず無理。口頭試験では、この720字以内で書いた業務について主に聞かれる
 のは想像に難くない。「単なる業務概要」みたいなことでお茶を濁していたら、
 口頭試験で質問攻めになるであろう。
 つまりこの「1業務の詳述」は、試験申し込み時に技術的体験論文を1業務に
 関して作成する、ということであり、業務経歴書の作成時点で口頭試験が
 スタートしていると考えないといけない。


 ということで、今回は2点の留意点を述べたが、いずれも根本にあるのは
 「技術士会はいかにして試験にかかるコストをカットするか」ということ
 であり、受験生がラクになるなんてことは微塵も考えていないと肝に銘
 じること。

 脅しではないけど、ほんと準備しておかないと合格はムリだからね。

 
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テーマ : 資格・スキルアップ・仕事
ジャンル : ビジネス

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No title

ご無沙汰しております。

要は「足きり」ということですね。
マークシートの結果で採点対象者を削って、少人数にしてしまえ!という考えですね。
考えたら、だいぶ露骨なやり方ですね。

カネがありません(笑)

もくせいさま

今年も宜しくお願いします<(_ _)>。

年末に某所が開催している技術士関連のセミナーに行ったのですが、
今回の試験制度変更は「技術士会はカネがない」というので全て説明
できるなあと感じました。

択一での「足切り」は平成27年度からですが、まあ25・26年度は筆記を
変更したことで受験生がどのような論文を書くのか一通り見てみよう、
というだけのことで、択一が60%未満だと多分不合格でしょうね。

口頭試験の時間短縮も、一日あたりの受験生の数を増やせば、試験官
に支払う謝金も単位時間当たりにすれば安くなるというわけで(笑)。
プロフィール

スパイダーガード

Author:スパイダーガード
技術士(総合技術監理、建設、応用理学部門)
ブラジリアン柔術(紫帯)

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