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技術士筆記試験(建設一般)について

技術士筆記試験が終了した。受験された皆様、本当にお疲れ様でした!

 さて、すでにいくつかの掲示板などで問題がオープンになっている。建設部門の建設一般に関しては、次の2問が出題されたようである。


II-1 地球温暖化を緩和するための低炭素社会について、以下の問いに解答せよ。
(1)低炭素社会の実現に向け貢献できると考えられる社会資本整備の取り組みを3つ挙げ、それぞれについて概説せよ。
(2)前項で述べた取り組みの1つを取り上げ、その推進にあたっての課題と解決策についてあなたの意見を述べよ。


II-2 建設部門においては、解析・設計から管理に至るまでコンピュータの導入と併せ、技術の高度化・細分化が進展しており、計算結果の妥当性を総合的に判断することが困難となってきている。
 このような状況を踏まえ、技術者として解析・設計や数値シミュレーション等の成果の合理性を総合的に判断できる技術力を維持するための課題と、今後とるべき方策についてあなたの意見を述べよ。


 1.については非常にオーソドックスというか、国土交通白書のポイントをおさえていれば想定内の設問であろう。ただし、皆さんそれなりの解答をされているだろうから、1歩抜きん出た解答であるためには、題意を満たした上で「あなたの意見」としてまとめられたかどうかがポイントになりそうである。

 2.については、正直言って「何これ?」という印象である。切り口が非常に難しい。応用理学部門の地球物理では、この手の問題が出ることがあるが、建設一般においては設問にもあるように技術的な面だけではなく、管理的な面まで総合的に論じる必要があるだろう。
 ただし「技術者として」ということなので、自分の専門分野の色合いを強く出してもOKなのではないだろうか(そうしないと具体論が書きにくい)。

 自分であれば、河川・砂防が専門であるので、まずはコンピュータの性能の高度化について概説した上で、白書の「安全・安心の確保」に話をもっていく。その上で、ソフト対策の重要性について述べ、その中からハザードマップの話題を取り上げる。ハザードマップの作成には氾濫シミュレーション計算の実施が必要なので、そちら方面の話を展開しただろう。

 課題と方策について細々と述べることはここではしないが、大局的な話としては、
 ・シミュレーションモデルの限界を知ること(メッシュサイズと計算刻み時間の関係とか、モデルは実現象を簡易化したものに過ぎないこととか)
 ・各種物理定数の常識的なオーダーを身につけること(常識的な値からワンオーダー違っていたら疑問を持つとか)
 ・実現象を自分の目で確かめること(土石流や洪水氾濫の現場を見て、自分の感覚として身に付ける)
 ・最終結果までの要所要所でチェックを入れること(ハイドログラフは妥当か、DEMは現地形を表現しているか、適用モデルは妥当かなど。これらをISOのデザインレビューで確認するとか方法論を述べると、建設一般的な感じが強くなるだろうか)
あたりがポイントであると考える。
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Author:スパイダーガード
技術士(総合技術監理、建設、応用理学部門)
ブラジリアン柔術(紫帯)

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