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土木学会認定技術者(コースB)

 契約している某社より、プロポーザル資料作成のアドバイスを欲しいと連絡があった。

 それでは関連資料をお送りください、と返事をして受取った資料を見て驚いたことが
あった。プロポーザル評価基準のひとつである管理技術者の点数のうち、資格要件が
技術士=土木学会認定技術者>RCCMとなっているのである。技術士は文部科学省
が所轄の国家資格、土木学会認定技術者は土木学会が独自に設けた資格、RCCM
は建設コンサルタント協会が認定する資格である。

 はっきり言って、技術士=土木学会認定技術者には驚いた。土木学会認定技術者
(上級と一級)にはコースAとコースBという試験区分があって、コースAというのは
筆記試験と口頭試験が課されるのだが、コースBは口頭試験のみである。で、コースBを
受験するためには、「土木学会特別上級技術者資格または土木学会上級技術者資格の認定
者の推薦が必要です。」という要件が定められている。つまり、誤解を恐れずに言えば、
コースBというのは、上記認定者がいる大規模会社がOBさんあるいは技術士やRCCM
に合格できない社員に面接だけでなにがしかの資格を取らせよう、という制度になっている
のではないだろうか。
 コースB受験者の合格率がどの程度かわからないが、推薦を受けている限りは、よほど
酷い受け答えをしない限り合格できるはずだ。

 技術士試験は一次試験(技術士補)合格、あるいはJABEE過程を経た者しか受験
できなくなった。いまさら一次試験の大学の専門レベルの勉強をするのが苦痛(無理)
な人間を、なんとか救済しようというのがコースBのような気がしてならない。

 まあこの業界は学・官・産の見事なピラミッド構造ができているわけで、産の集まりである
建設コンサルタント協会(RCCM)が、学~産を含めた土木学会(土木学会認定技術者)
よりも下位に位置付けられるのは、悲しいかな現実を表している。

 しかしながら、試験に合格するために日常業務の合間に勉強をして筆記・口頭試験を
クリアしなければならない国家資格でかつ技術士法という法律で規定されている(罰則規定
もある)技術士と、単なる一学会が認定している土木学会認定技術者(特にコースB)が
同格というのは納得がいかない。これまた誤解を恐れずに言えば、必死に努力した者と、
楽して資格を手に入れた者が同格に扱われるのは理不尽である。
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テーマ : 資格・スキルアップ・仕事
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技術士(総合技術監理、建設、応用理学部門)
ブラジリアン柔術(紫帯)

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